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2021.01.31
骨折 ~足・足指 距骨骨折~
皆様、こんばんわ
今日で1月も終わりですね
寒さも厳しい中、いかがお過ごしでしょうか?
久しぶりにサッカーをしたら、足がおかしくなりました(*_*;
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

現在、色々な骨折についてご紹介しています


今日、ご紹介するのは、足・足指 距骨骨折についてご紹介していきます。

距骨骨折

発生はまれです。

距骨骨折は、距骨頚部骨折、距骨骨体部骨折、距骨後突起骨折に分類されます。

そのうちで距骨頚部骨折が多い。

距骨骨折の発生機序

①頚部骨折

高所より落下し足関節の背屈強制により、距骨頚部が脛骨遠位端前縁に衝突して骨折する。

②骨体部骨折

高所より落下して踵を衝き、脛骨と踵骨の間に圧迫されて起こる。

③後突起骨折

足関節の底屈強制により、後突起が脛骨関節後縁によって衝突されて起こる。


距骨骨折の症状

①転位のない距骨骨折は強い捻挫と見誤ることがある。捻挫と比べて高度な腫脹、距骨部の限局性圧痛、荷重痛、足関節背屈時疼痛がある。

②転位のある場合、脱臼よ誤診しやすい

③頚部骨折は、足関節は屈曲、回外位をとり、ときに回内偏平足位をとる。

④距骨が前後に割れ、脛骨下端がその間に入り込むときは、両果が低くなる。

⑤骨片が足関節の後方に転位する場合は、後脛骨動脈を圧迫し、また、皮膚を内部より圧迫して壊死を起こす。




距骨骨折は、一般に足の荷重による疼痛や、足関節可動性の制限などの機能障害を残しやすいです。
足の骨折には十分に気を付けてくださいね


次回は、踵骨骨折についてお話させてもらいます

体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
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