- 2025.09.03
- 睡眠障害 ~睡眠時随伴症群~

皆様、おはようございます
9月に入りましたが、まだまだ暑いですよね(''Д'')
暑くて夜は目を覚ましてしまいますし、秋は、どこえやら((+_+))
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在はさまざまな生活、病気ついてお話をさせてもらってます。
今日、ご紹介するのは、睡眠障害 睡眠時随伴症群についてご紹介していきます。
睡眠とは
睡眠の定義:脳の意識レベルが低下して、視覚や聴覚などの感覚情報が脳に認識されなくなった状態
睡眠、いわゆる眠ることにより、日中の疲労蓄積による「睡眠欲求」と体内時計に指示された「覚醒力」のバランスで形作ります。
それにより、自律神経やホルモンなど様々な生体を整え、維持します。
夢を見る「レム睡眠」と大脳を休める「ノンレム睡眠」が約90分周期で変動し、朝の覚醒に向けて徐々に始動準備を整えます。
睡眠時随伴症群
睡眠時随伴症群とは、入眠の直前、睡眠中、または覚醒したときに起きる異常行動あるいは好ましくない体験を特徴とする病気。
小児だけではなく、成人でも起きる睡眠障害です。
病気がどの睡眠ステージで発症するかによって、ノンレム睡眠あるいはレム睡眠に関係するタイプ、その他のタイプに分類される。
英語では、パラソムニアと呼ぶ。
睡眠時随伴症群の原因
睡眠と覚醒の不完全な移行
睡眠不足
不規則な睡眠リズム
薬剤の副作用
ストレス
アルコール
頭部外傷の既往
神経変性疾患、認知症 など
子どもの場合は、脳が未発達であるため、睡眠時随伴症が起きやすい。
睡眠時随伴症群の症状
ノンレム睡眠からの覚醒障害
錯乱性覚醒 夜中に混乱した状態で、周囲を見回します。ベッドの上に留まっています。小児期に好発します。
睡眠時遊行症 ベッドから起き上がり、無意識に歩いてしまいます。複雑な行動をする場合があります。
睡眠時驚愕症 恐怖を伴って、叫び声を出します。頻脈、発汗、過呼吸などの自律神経症状が併発します。
睡眠関連摂食障害 夜中に意識がない状態で、食べ物を求めて行動します、食べたり、料理をしたりします。
レム睡眠中に発症する異常行動と現象
レム睡眠行動障害 夢の内容に反応して、体を動かします。中高年に好発します。認知症との関連があります。
反復性孤発性睡眠麻痺 金縛りのことで、レム睡眠中に体が動かなくなる症状です。幻覚を合併することがあります。
悪夢障害 不快な夢を何度も見ることで、ぐっすり眠れず、日中の眠気、集中力の低下が現れます。
その他の睡眠時随伴症
頭内爆発音症候群 眠りに入るときに、突然、爆発音が聞こえる病気です。目が覚めてしまい、不眠を呈します。
睡眠関連幻覚 寝入りばな、または、睡眠からの覚醒時に幻覚が現れます。幻触を併発することもあります。
睡眠時遺尿症 眠っているときに、無意識に排尿が起きて覚醒してしまいます。おねしょと呼ばれています。
睡眠時随伴症群の治療法
小児期に発症することが多いノンレム睡眠からの覚醒障害については、成長の過程で、症状が消失することが多いです。そのため、睡眠不足を避け、規則正しい睡眠リズムを保つことを徹底することが主体になります。
成人の場合も、睡眠習慣の見直しが大切です。
寝酒は睡眠構築を不安定にするので、夜間の異常行動を引き起こす要因になります。そのため、アルコール摂取の習慣があれば、飲酒の中止は病状を軽減するのに有効です。
もしも睡眠時に異常行動が見られるなら、ビデオ録画をしましょう。診察を受けるときに診断材料になります。
次回は、睡眠障害 睡眠関連運動障害群 についてお話させてもらいますね。
体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058-213-7927
ご来院をお待ちしております。
9月に入りましたが、まだまだ暑いですよね(''Д'')
暑くて夜は目を覚ましてしまいますし、秋は、どこえやら((+_+))
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在はさまざまな生活、病気ついてお話をさせてもらってます。
今日、ご紹介するのは、睡眠障害 睡眠時随伴症群についてご紹介していきます。
睡眠とは
睡眠の定義:脳の意識レベルが低下して、視覚や聴覚などの感覚情報が脳に認識されなくなった状態
睡眠、いわゆる眠ることにより、日中の疲労蓄積による「睡眠欲求」と体内時計に指示された「覚醒力」のバランスで形作ります。
それにより、自律神経やホルモンなど様々な生体を整え、維持します。
夢を見る「レム睡眠」と大脳を休める「ノンレム睡眠」が約90分周期で変動し、朝の覚醒に向けて徐々に始動準備を整えます。
睡眠時随伴症群
睡眠時随伴症群とは、入眠の直前、睡眠中、または覚醒したときに起きる異常行動あるいは好ましくない体験を特徴とする病気。
小児だけではなく、成人でも起きる睡眠障害です。
病気がどの睡眠ステージで発症するかによって、ノンレム睡眠あるいはレム睡眠に関係するタイプ、その他のタイプに分類される。
英語では、パラソムニアと呼ぶ。
睡眠時随伴症群の原因
睡眠と覚醒の不完全な移行
睡眠不足
不規則な睡眠リズム
薬剤の副作用
ストレス
アルコール
頭部外傷の既往
神経変性疾患、認知症 など
子どもの場合は、脳が未発達であるため、睡眠時随伴症が起きやすい。
睡眠時随伴症群の症状
ノンレム睡眠からの覚醒障害
錯乱性覚醒 夜中に混乱した状態で、周囲を見回します。ベッドの上に留まっています。小児期に好発します。
睡眠時遊行症 ベッドから起き上がり、無意識に歩いてしまいます。複雑な行動をする場合があります。
睡眠時驚愕症 恐怖を伴って、叫び声を出します。頻脈、発汗、過呼吸などの自律神経症状が併発します。
睡眠関連摂食障害 夜中に意識がない状態で、食べ物を求めて行動します、食べたり、料理をしたりします。
レム睡眠中に発症する異常行動と現象
レム睡眠行動障害 夢の内容に反応して、体を動かします。中高年に好発します。認知症との関連があります。
反復性孤発性睡眠麻痺 金縛りのことで、レム睡眠中に体が動かなくなる症状です。幻覚を合併することがあります。
悪夢障害 不快な夢を何度も見ることで、ぐっすり眠れず、日中の眠気、集中力の低下が現れます。
その他の睡眠時随伴症
頭内爆発音症候群 眠りに入るときに、突然、爆発音が聞こえる病気です。目が覚めてしまい、不眠を呈します。
睡眠関連幻覚 寝入りばな、または、睡眠からの覚醒時に幻覚が現れます。幻触を併発することもあります。
睡眠時遺尿症 眠っているときに、無意識に排尿が起きて覚醒してしまいます。おねしょと呼ばれています。
睡眠時随伴症群の治療法
小児期に発症することが多いノンレム睡眠からの覚醒障害については、成長の過程で、症状が消失することが多いです。そのため、睡眠不足を避け、規則正しい睡眠リズムを保つことを徹底することが主体になります。
成人の場合も、睡眠習慣の見直しが大切です。
寝酒は睡眠構築を不安定にするので、夜間の異常行動を引き起こす要因になります。そのため、アルコール摂取の習慣があれば、飲酒の中止は病状を軽減するのに有効です。
もしも睡眠時に異常行動が見られるなら、ビデオ録画をしましょう。診察を受けるときに診断材料になります。
次回は、睡眠障害 睡眠関連運動障害群 についてお話させてもらいますね。
体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058-213-7927
ご来院をお待ちしております。