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2020.11.30
骨折 ~大腿骨骨折 近位端部骨折~
皆様、おはようございます
昨日は、子供と公園でかけっこして遊びました
ついでに、久しぶりに50m走をしましたー
風を切るって気持ち~
皆さんも運動しましょうね!(^^)!
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

前回、大腿骨近位端部骨折の分類についてご紹介してきました

大腿骨近位端部骨折(上の方の骨折)の分類

① 骨頭部骨折

② 頸部骨折
  
   ・内側骨折 ・・・ 骨頭下骨折、中間部骨折
   ・外側骨折 ・・・ 転子間骨折、転子貫通骨折

③ 大転子単独骨折

④ 小転子単独骨折


に分類されます。


今日、ご紹介するのは、大腿骨近位端部骨折の種類についてご紹介していきます。

大腿骨骨頭部骨折

交通事故によるダッシュボード損傷や骨頭の圧迫骨折、大腿骨頚部からの骨折が骨頭部まで波及するなどで起こります。

股関節部の打撲様症状や疼痛、腫脹、運動障害が起こる。



大腿骨頚部骨折

大腿骨頚部は靭帯で補強された関節包によって覆われ、頚体角は、成人では130°、子供はその角度より大きく、高齢者では減少する。

大腿骨頚部内側骨折

大腿骨頚部内側骨折には、骨頭下骨折と中間部骨折に分類され
倒れて大転子を打って骨折する。
頚部に長軸圧、前弾力、屈曲力などが加わり起きる。

大腿骨頚部外側

大腿骨頚部外側骨折には、転子間骨折と転子貫通骨折に分類され、
倒れて大転子を打って骨折する。
内側骨折に比べて血管分布状況は良好です。


大腿骨大転子単独骨折

発生率は少ない。
直達外力や、中殿筋、小殿筋の急激な収縮によって起こる。よって、股関節の外転力は低下する。


大腿骨小転子単独骨折

発生はまれ。小転子は腸腰筋の付着部により、骨折時に、椅子に座りながら股関節を直角以上に屈曲できない(ルドルフ症候)




お年寄りが転倒し、股関節を骨折することが多いです。それにより、寝たきりになり、体の筋力が衰えていくことが多いです。
股関節は上体を支え、下肢の支点であり、体にとって大事な関節です。大切にしていきましょう。


次回は、大腿骨骨幹部の骨折についてお話させてもらいますね

体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058-213-7927

ご来院をお待ちしております
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