-
2025.05.03
膠原病 〜シェーグレン症候群 〜
皆様、こんにちは
GWに入りましたね〜
各地に賑わい起こり、渋滞も起きてますね〜
熱中症には、くれぐれも気を付けてお過ごしください(^_^)
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在はさまざまな病気ついてお話をさせてもらってます。
今日、ご紹介するのは、膠原病 シェーグレン症候群についてご紹介していきます。
膠原病とは
膠原病とは、本来、微生物など非自己に対して作動する免疫システムが自分の組織を攻撃してしまう病気の総称です。
病気の種類によってさまざまですが、皮膚、筋肉、各臓器などに特徴的な症状が現れるだけでなく、共通して痛みやこわばり、発熱、倦怠感などの全身症状が現れます。
直接的な病気の原因は分かっていませんが、生まれつきの遺伝素因と環境要因が複数関わって発症することが分かっています。
シェーグレン症候群とは
シェーグレン症候群とは、涙や唾液の分泌量が減って、ドライアイやドライマウスの症状が出る病気です。
自己免疫性疾患で、本来なら細菌やウイルスから体を守る免疫のしくみが、誤って涙や唾液などを出す部位を攻撃してしまう。
他の自己免疫性疾患(関節リウマチやSLEなど)に合併して起こりやすい
男女比は1:14で、圧倒的に女性に多く発症する
35-50歳の年齢に多い。
シェーグレン症候群 症状
主な症状はドライアイとドライマウスです。
ドライアイ
目がごろごろする(違和感)
涙が出にくい
ドライマウス
口が乾く
唾液が出にくい
乾いた食べ物を飲み込みにくい
虫歯が増える
これらの症状に加えて、発熱・だるさ・関節痛・リンパ節が腫れるなどの症状が出ることもある
腎臓や肺にも障害が及ぶことがある
腫れたリンパ節が悪性化(悪性リンパ腫)することがあり、リンパ節が腫れたまま治まらない場合は注意が必要
シェーグレン症候群の検査は、血液検査、唾液検査、涙の検査です。特に女性の方で、ドライアイ、ドライマウスの方は一度、検査してみましょう。
次回は、膠原病 ベーチェット病についてお話させてもらいますね。
体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058−213−7927
ご来院をお待ちしております。
▲ページのトップに戻る