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2025.04.20
膠原病 ~皮膚筋炎・多発性筋炎 ~
皆様、こんばんわ
4月なのに各地で30℃を超えたところがあるくらい暑いですよね( ;∀;)
今年の夏は、どうなるやら...(;^ω^)
猛暑だけにモウ~勘弁してほしいです(笑)
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

現在はさまざまな病気ついてお話をさせてもらってます。

今日、ご紹介するのは、膠原病 皮膚筋炎・多発性筋炎についてご紹介していきます。


膠原病とは

膠原病とは、本来、微生物など非自己に対して作動する免疫システムが自分の組織を攻撃してしまう病気の総称です。

病気の種類によってさまざまですが、皮膚、筋肉、各臓器などに特徴的な症状が現れるだけでなく、共通して痛みやこわばり、発熱、倦怠感などの全身症状が現れます。

直接的な病気の原因は分かっていませんが、生まれつきの遺伝素因と環境要因が複数関わって発症することが分かっています。


皮膚筋炎・多発性筋炎とは

皮膚筋炎・多発性筋炎とは自己免疫疾患の一つで筋肉や皮膚、肺を中心に全身に炎症が生じる疾患です。

特徴的な皮膚症状がみられる場合を皮膚筋炎、皮膚症状を伴わない場合を多発性筋炎と呼びます。

女性の患者さんが多い。男女比は、1:3。

中年発症が最も多い。


皮膚筋炎・多発性筋炎 症状

多発性筋炎・皮膚筋炎は筋肉の炎症により、筋肉に力が入りにくくなったり、疲れやすくなったり、痛んだりする病気です。

体に近い筋力の低下、筋肉痛、特徴的な皮疹が生じる。

咳や軽い動作での息切れがある場合は肺病変(間質性肺炎)が合併している可能性があり、急速に病気が悪くなることがあるため、早期に治療が必要。

全身倦怠感・関節痛・発熱がみられることもある。悪性腫瘍が合併する場合、体重減少、食欲不振がみられる。

また、手指の関節背側の表面ががさがさとして盛り上がった紅色丘疹(ゴットロン丘疹)

手指、肘、膝の関節伸側のがさがさした紅斑(ゴットロン徴候)

上眼瞼の腫れぼったい紅斑(ヘリオトロープ疹)

などの特徴的な皮膚症状がある場合は、皮膚筋炎と呼ばれます。




皮膚筋炎・多発性筋炎ともに膠原病でもあり、全身症状に症状が現れます。まずはしっかりと検査しましょう。


次回は、膠原病 シェーグレン症候群についてお話させてもらいますね。

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