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2022.09.04
軟部組織損傷 ~手の病気 レイノー病(症候群)~
皆様、こんばんわ
9月に入り秋の声...
と思いきや💦、まだまだ暑いですね(*_*;
多くの患者様が夏バテで自律神経が乱れがちです
ぜひ、うちの接骨院で体のケアをしましょう!
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます

今日、ご紹介するのは、手の病気 レイノー病(症候群)についてご紹介していきます。


レイノー病(症候群)とは

冷気に触れたときや精神的に緊張したときに、手足の指先の小動脈が収縮し、血流が一時的に悪化する状態をレイノー現象と呼びます。

血管運動神経の異常により、手指の血行障害を起こします。

レイノー現象は、他の病気に伴って生じる場合をレイノー症候群、特に原因が明らかでない場合をレイノー病と呼ばれます。


レイノー病(症候群)の特徴

15歳~30歳の若い女性に多いです。

寒冷にさらすと血管が収縮し、手指が蒼白になる。
①指が寒冷刺激に対して通常以上に反応する
②指が冷気に触れたとき色が変わる
③色が白、紫、あるいはいずれも見られる

ほとんどの場合は手の指先、特に人差し指、中指、薬指によく見られますが、足の指、鼻、耳、唇なども体の末端部に生じやすい。


レイノー病(症候群)の原因

冷気やストレスなどにより、手足の指先へ血液を送る血管が収縮し、血液の供給が乏しくなり、指の色が白く変化します。

血液が乏しい状態が続くと、酸素の供給も滞り、チアノーゼの状態となり、表面上は紫色に見えるようになります。


レイノー病(症候群)の診断・治療

診断

①指が寒冷刺激に対して通常以上に反応する
②指が冷気に触れたとき色が変わる
③色が白、紫、あるいはいずれも見られる

これを問診、触診し、サーモグラフィーや指尖の脈を調べ、レイノー現象か判断する。

レイノー現象は二次性要因として薬剤、膠原病、外傷性、神経疾患などから発症していないかも確かめた方がいいです。

治療

①過労・精神不安などによるものは、生活指導。

②薬物:アドレナリン遮断、末梢血管拡張剤

③星状神経節ブロックなど



レイノー病(症候群)は、若い女性に多いです。
娘さん・お嫁さんなどに手の色が白・紫になっている人がいたら、気付いてあげましょうね


次回は、骨盤の病気 腸腰筋炎についてお話させてもらいますね

体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058-213-7927

ご来院をお待ちしております
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