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2020.10.12
骨折 ~手指骨折 1~
皆様、こんにちは
昼は暑いし、夜は寒い(*_*;
ましてや、花粉によるアレルギーで目が痒い(*_*;
いやだー
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

前回までに頭部、顔面、胸部,、脊椎、鎖骨、肩甲骨、上腕骨、前腕、手根骨、手指中手骨の骨折についてお話させてもらいました

今日、ご紹介するのは、手指骨の骨折についてご紹介していきたいと思います。

手指骨とは

指骨は、上肢の先端部にある、手の指を構成する骨です。

基節骨・中節骨・末節骨で構成される骨の集合で、指に相当する部分を構成しています。
(母指には中節骨はありません)

中手骨と基節骨の間の関節をMP関節
基節骨と中節骨の間の関節をPIP関節
中節骨と末節骨の間の関節をDIP関節 と呼びます。
※母指の基節骨と末節骨の間の関節は、IP関節と呼びます。


指骨骨折

指骨骨折は手の骨折のうちでしばしば遭遇する骨折です。

指骨を動かす腱は、解剖学的配置が複雑なので、骨折の骨片転位も異なり、治療法も同じではない。

過伸展や過屈曲損傷ではさまざまな屈曲変形や転位が生ずるが、正確に整復しないとオーバーラッピング・フィンガーを生ずることもありますので、注意が必要です。

オーバーラッピングフィンガーとは手の中手骨・基節骨を骨折した際に回旋転位を残してしまう変形治癒


手指骨折の分類

基節骨骨折

①骨幹部骨折 ②骨頭・頚部骨折 ③基底部骨折

中節骨

①頚部骨折 ②骨幹部骨折 

末節骨骨折

①マレットフィンガー



次回、指骨骨折の分類を細かくお話させてもらいますね

体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
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ご来院をお待ちしております
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