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2019.09.17
東洋医学 ~「水(津液)」の病気~
皆様、こんにちは
連休は、ゆっくり休めましたか?
運動会シーズン、くれぐれも熱中症には気を付けてくださいね
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

今は、東洋医学についてお話させてもらってます

東洋医学には、「」「」「水(津液)」という言葉があることをご紹介しました

前回は、「水(津液)」の働き・種類についてお話しましたが、今日は「水(津液)の病気」についてお話したいと思います。


水(津液)とは

血液以外の体液のことです。(胃液や涙など)

水分の代謝や免疫系などに関わり、全身を潤します。

体内を循環して体温調節や関節の働きをなめらかにします。


水(津液)の病気

水(津液)の不足

津液の絶対量が不足する病気で、津液の生成不足、消耗と発散の過多、排泄過多などがあげられます。

水(津液)の不足の原因

飲食物の摂取不足、食べ過ぎによる飲食の不節制、辛くて熱いものの過度の摂取、情緒不安定、過労などによる脾胃の機能低下など

津液の消耗と発散過多の原因

過労・発熱による発汗過多など

津液の排泄過多の原因

大小便の排泄過多、頻尿など


津液の代謝と運行の失調(津液の停滞、痰飲、内湿)

津液の代謝と運行は、肺、脾、腎、膀胱、三焦が関わる

津液の代謝と運行が失調すると、水腫ができ、腹では腹水ができる。

停滞した津液により、痰飲が出来たり、水湿が内生する。

心悸亢進、呼吸困難、喘息、下痢、関節の屈伸困難なども引き起こす




水(津液)は、多くても少なくてもダメなんですね



次回は、「経絡」についてお話しますね

体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
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ご来院をお待ちしております
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