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2019.08.12
東洋医学 ~「気」の種類・働き~
皆様、こんばんわ
お盆はいかがお過ごしですか?
それにしても暑すぎてたまりません( ;∀;)
今日は一日、外で遊びましたが、何本飲み物を飲んだことやら
皆様、熱中症にはくれぐれ気を付けて下さいね
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

今は、東洋医学についてお話させてもらってます

前回、東洋医学には、「」「」「水(津液)」という言葉があることをご紹介しましたが、今日は「気」について詳しく紹介していきたいなと思います。


気とは

人間の生命活動を維持する力、生命のエネルギーのことです。

体の各機能を動かし、血液や水分の流れをスムーズにし、新陳代謝を促す働きを持っています。

元気、気力などが「気」です。


気の働き

推動作用

人の成長・発育や、一切の生理的活動および新陳代謝を促進する働き

温煦作用

臓器・器官など一切の組織を温め、体温を保持する働き

防御作用

体表において、外邪の侵入を防御する働き

固摂作用

血・津液・精液などをつなぎ留める働き
血が脈外へもれないようにしたり、汗や尿が漏れ出るのを防ぐ

気化作用

精が気に、気が津液や血に変化したり、津液が汗や尿となって体外に出る働き


気の種類

原気(元気)

両親から受け継いだ先天の精が変化生成したもので、生命活動の原動力となるもの

食欲、性欲、生きようとする欲求をもたらす気


宗気

肺において後天の精と天の気が交わって、胸中に集まる気(心と肺の活動を支える)

心の拍動を力強く、規則正しく行わせたり、呼吸や発声をしっかりさせる気


営気(栄気)

後天の精から得られる陰性の気(水穀の精気)

津液を血に変化させ、血とともに脈中を行き、臓器や手足など内外の諸器官を栄養し、それらの活動を支える


衛気

後天の精から得られる陽性の気(水穀の悍気)

脈外をすばやくめぐる気で、体表近くで活動し、肌膚を温めたり、外邪に対する防御の役割をする



「気」とは、生命維持するために、とても大切なことが解りますね

ありがとう 気~

次回は、「気」の病気についてお話しますね

体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058-213-7927

ご来院をお待ちしております
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