皆様、こんばんわ
今年もあと、1か月ですね。一年がとても早く感じます。
インフルエンザが猛威をふるってます。マスクにうがいに、予防できることは、ぜひ、日頃からやりましょう。
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在はさまざまな生活、病気ついてお話をさせてもらってます。
今日、ご紹介するのは、眼の病気 結膜炎についてご紹介していきます。
結膜炎とは
結膜炎とは、何らかの原因で目の結膜に炎症が起こる病気です。
結膜は、まぶたの裏側から折り返して角膜までを覆っている薄い膜で、眼球内への異物の侵入を防ぎ、表面を涙の薄い層で覆って目に潤いを与える働きがあります。
しかし、目を開けている間は常に外界にさらされており、涙による水分や栄養が豊富なため、細菌やウイルスによる感染症を起こしやすい部位でもあります。
結膜炎の原因
結膜炎の原因は大きく分けて3つあります。
ウイルス性結膜炎
ウイルス感染によるものです。
代表的なウイルス性結膜炎には、アデノウイルスによる流行性角結膜炎や咽頭結膜熱(プール熱)、エンテロウイルスやコクサッキーウイルスによる急性出血性結膜炎があります。
細菌性結膜炎
細菌感染によるもので、原因となる細菌は多種多様です。免疫力が弱いと、インフルエンザ桿菌かんきんや黄色ブドウ球菌などの感染力が弱い細菌でも炎症を起こすことがあります。
また、クラミジアや淋菌に感染した人の体液が目に入ることでそれらの細菌に感染することもあり、これらが原因で生じる結膜炎は性感染症の病型の1つでもあります。
そのほかにも、コンタクトレンズの不適切な保存によって、保存液に緑膿菌などが繁殖し、そのまま装着することで生じる結膜炎も問題となっています。
アレルギー性結膜炎
花粉やハウスダスト、動物の毛、コンタクトレンズの汚れなど、特定のアレルゲンにさらされて起こるものです。
結膜炎の症状
結膜炎はどのタイプでも以下のような症状がみられます。
結膜の充血
目やに
目のかゆみ
異物感
涙の分泌過多
アレルギー性結膜炎では、目のかゆみに加えて鼻汁や鼻閉など、ほかのアレルギー症状が現れることもあります。
結膜炎の検査と治療
結膜炎の検査には、目の状態を評価するものと、原因を探すものの2種類があります。
目の状態を評価するもの
視力検査
細隙灯顕微鏡検査
原因を探すもの
眼脂検査
血液検査
治療は、炎症を抑えるためのステロイド点眼や細菌感染予防のために抗菌薬の点眼が対処療法として行われます。
眼が赤くなった場合は、何らかの炎症を起こしています。手遅れにならないように眼科で診てもらいましょう。
次回は、眼の病気 ドライアイ についてお話させてもらいますね。
体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
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ご来院をお待ちしております。
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